一応の和解―心の浮気、身体の浮気

2010-10-02

妻の話を聞いて、ひとまず心の整理をつけることができました。彼女のことを心の底から信じることは出来ないまでも、激しい怒りや憎悪を抱くことはできません。浮気相手の男性からも話を聞いたり、慰謝料の請求をしたりしているうちに気付いたことがあります。わたしが心底嫌がっていたのは身体の浮気ではなく、心の浮気の方だったということです。



表面上の和解

妻の口から語られる浮気の理由、それを聴いて一応和解することになりました。もちろん、話をしてすぐに仲直りしましょうという訳にはいきません。弁護士を間にいれて、相手の男性からも確認をしました。話し合いも何度もありました。

その間、妻は一度も言い訳をしませんでした。必要以上に自分を卑下したり、男性に責任をなすりつけたりしようということもありません。その態度をみて、わたしは少しなら彼女を許そうかという気持ちになったのでした。既婚であるのに恋愛をしてしまったり、自ら男性を求めて街を巡ったりした訳ではありません。彼女も被害者である、などと言うつもりはありませんが、浮気をしてしまった環境を作ったのは、浮気相手であり、わたしでもあったからです。



身体を許すか、心を許すか

「あなたよりも、彼の方を好きになった」もし、すこしでもこんなセリフをいうか、態度に表すかをしたら、離婚をしていたかもしれません。妻は、身体を許したことは明確に認めています。嫌だと思いながらも、性欲は持て余していたため、ずるずると関係が続いてしまったのかも。こう言いながらも、相手の男性のことをかばったり、肯定したりすることはありませんでした。セックスは大体週に1~2回。場所は近所のラブホテル。子どもが幼稚園に行っている間に済ませていた。聴かれたことを淡々と述べるだけです。

それどころか、気の迷いだった、愛しているのはあなただけなどの言葉もありません。安っぽい愛の言葉は逆効果だと分かっているのでしょうか。それとも、そんな資格は自分には無いと考えていたのでしょうか。真実はわかりません。しかし、和解・再構築をした今は、積極的に愛を表明するようになりました。特に夜の夫婦生活の際にはひときわです。なんでも、そうしないと性欲処理のためだけの浮気の性交を思い出してしまいそうになるから、だそうです。愛のないセックスは、心を満たすものにはなりえません。

浮気が体だけの関係で、心まで奪われなくて良かった。深くそう思っています。もちろん許されるものではありません。しかし、わたしにとって最もつらいことは、妻がわたし以外の男性に惹かれることです。彼女が、欲望を満たすためだけに不貞を働いていたからこそ、再構築をすることができたのかもしれません。

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