不倫はいつか終わるもの

2017-5-11

彼女との関係を持ち始めて、気がつけが一年ほどの時間が経っていました。相変わらず妻に気付かれる事もなく、彼女との関係も良好、さらに仕事の方も順調でしたのでとても充実した毎日を送る事ができていました。バイアグラのおかげで、彼女との性生活もバッチリで、年齢の差もそれほど気にならなくなっていました。

妻は普段と何も変わらない生活を送る事ができていますし、彼女もとても幸せそうでしたので、最初は不倫をする事に対して強い罪悪感を抱いていましたが、いつの間にか、それも薄れてしまいました。この幸せな日々がこれから先もずっと続く、当たり前のものだと考えるようになってしまっていたのです。

しかし、不倫関係をずっと続ける事なんてできるわけがありません。少し考えてみればわかることでしょう。
そんな事もわからないほどに、私はこの生活に溺れていました。

そうです。不倫はいつかかならず発覚してしまうものなのです。

予想外の彼女の行動

考えてみれば、ずっと私なんかの不倫相手という立場で彼女が満足できるわけがありません。最初はそれで良くても、関係が長くなるにつれて不満を抱くようになるはずです。冷静に考えれば、それは予想できる事でした。
しかし、私はそんな事にも鈍感になっていて、彼女の本心に気付くことさえできなかったのです。

ある日、私が帰宅すると、リビングで妻が泣いていました。何事かと聞いてみると…なんと彼女が私の家に押しかけてきたと言うのです。
そして、私との関係をすべて話した上で、離婚して欲しいとまで言って去っていったようです。

私は血の気がひくのを感じました。きっと、真っ青な顔になっていたことでしょう。その日、彼女は午後から有休をとっていました。仕事が忙しかった事もあり、私はその事を気にもとめませんでした。理由はあとで聞けばいい、なんて軽く考えていたのです。

その彼女が、私の家までやってくるなんて想像すらしていませんでした。

妻は泣きながら、離婚を切り出してきました。私はあまりにも突然の事で何も言えませんでした。しかし、妻の意思は固いようで、私が何を言ってもそれには答えてくれず、ただだまって離婚して欲しいと言うだけです。
20年以上も一緒に過ごしてきた妻が、まるでまったく知らない人のように感じられて、怖くなりました。

私はそのまま家を出て、彼女の暮らすアパートに向かいました。しかし、チャイムを鳴らしても反応はなく、途方に暮れてしまいましたが、自宅に帰る気にもなれず、その日は会社の近くのホテルに泊まる事にしました。

その後、私は結局離婚し、慰謝料としてこれまでの貯蓄やマンションなどをすべて失う事になりました。
そして、彼女は翌日から会社を無断欠勤し、そのまま辞めてしまいました。何度から彼女のアパートに行ってみましたが、一度も会えていません。いつの間にか、アパートのポストからも名前が消えていましたので、もうどこかへ引っ越してしまったのでしょう。

私の離婚はすぐに会社でも話題になりました。そして、彼女がいなくなったタイミングと一致していたこともあり、さまざまな噂が立てられました。
部下に手を出して、家庭を壊してしまった男として、私は社内での立場を失い、ついにはリストラの対象になりました。家庭も、彼女も、仕事まで失ってしまったのです。
これが、不倫の一つの現実なのです。あなたは、それでも不倫をしたいですか?

Copyright© 2014-2017 妻の浮気、家庭再構築の手記~ED、セックスレスを克服して All Rights Reserved.