「理想の夫」を演じない

2014-1-09

再構築のために、わたしが最初にやったこと。それは、自分の精神にかかる負担を少なくすることです。当時は、意識的ではなかったのですが、「理想の夫」を追求するあまり、自分を追い詰めてしまう傾向にあったようです。そのことがプレッシャーとなり、EDを発症してしまったと言って良いでしょう。

完璧主義はストレスがたまる

わたしはもともと、なにごともきちんとしたいという性格です。細部までこだわるあまり、自分の身体をないがしろにすることも良くあります。仕事においてもそうです。完璧に仕上げようとするあまり、自分や家族を犠牲にしてしまっていました。

このように、理想ばかり追求していると、それに比例して精神的な負担が大きくなってしまいます。最初にセックスレスになった原因。それは、わたしの完璧主義が引き起こしたオーバーワークだった。今となっては冷静に分析することができます。

大黒柱にならなければいけない?

同時に、一家の中心としての自負も大きかったようです。家の主となったならば家族を支えていかなければならない。昔の自分はそんなふうに気負っていました。

大黒柱として、家族サービスをする、妻や子どもの精神的な支柱となる。こう考えられれば良かったのですが、わたしが取った選択はお金を稼ぐことです。先立つものが無ければなにもできないと本気で考えていました。確かに金銭は大切です。しかしそのために、自分や家族を犠牲にしてはならない、こんな簡単な事も分かっていませんでした。先に述べた完璧主義と相まって、わたしは完全なる仕事人間になっていたのでした。

なにを優先すべきか

自分の理想ばかり追い求めては、みんな駄目になってしまう。それまでもっていた、仕事やお金第一の価値観は捨てなければなりません。金銭や、それを稼ぐ手段は大切ですが、なにのために働くのかを意識しなければならない。そうしなければ、あの悲劇が繰り返されてしまう。

家族のために働こう。当時のわたしは考えました。「仕事とわたし、どっちが大事なの」という二者択一問題に、第三の答えがだせるようになるのが目的でした。

理想ばかり追っていては、わたしたち夫婦のように崩壊してしまいます。今思えば、わたしが求めていたのは理想ではなく幻想だったのでしょう。本当に大切なものはなにか、そのためになにをするべきか。これをきちんと考えたことが、再構築がうまくいった要因の一つでしょう。

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