再構築への道のり

2018-01-15

彼女と会って、不倫関係に終止符を打った私でしたが、家に帰ると予想すらしていなかった来客が待っていました。
それは、妻の両親です。離婚に向けての話し合いをしていると聞いた両親がやってきたのです。もちろん、妻から話はすべて聞いているようで、決して友好的な雰囲気ではありませんでした。正直、私は逃げ出したくなってしまいました。妻と二人きりであれば、なんとか離婚に向けての話し合いを、再構築に向けてのものに切り替える事はそれほど難しくはないと考えていました。しかし、彼女の両親までいるとなると、かなり不利な状況になってしまうでしょう。

先に不倫をしたのも私ですし、離婚という言葉を口にしたのは私です。どう考えたって、私に有利な条件はありませんでした。
このまま離婚する事になれば、家庭を失ってしまうだけでなく、さらに多くのものを妻に奪われてしまうでしょう。

しかし、すべての原因を作ったのは私自身です。どうしようもありません。

妻の両親に責められて

予想通り、妻の両親は私に対してかなり厳しく不倫について追求してきました。今さら何を言ったとしても、それは単なる言い訳として受け取られてしまうでしょう。なので、ひたすら謝りながら、自分の口から真実をすべて語りました。できるだけ言い訳がましく聞こえてしまわないように、自分の心情などはできるだけ省略し、すべての出来事を整理して話しました。

一通り説明し終えると、また両親から激しく責められます。当然のことでしょう。しかし、これではまったく話し合いになりません。
いつの間にか、妻の両親は離婚に向けての財産分与や慰謝料などの話にまで及んでいました。私はもうなるようになれ、という気分でその話を聞いていました。

しかし、このままでは本当に離婚することになり、すべてを失ってしまう事になります。そんな時、妻の母親が最後のチャンスを与えてくれました。

「本当にこのまま別れてしまってもいいの?」

そう声をかけてくれたのです。もし、このチャンスを逃してしまえば、二度と関係を修復する事はできないでしょう。
なので、私は必死に妻との家庭を再構築したい、と訴えました。もちろん、自分の不倫についても詫び、さらに、妻を不倫に走らせてしまった事についても謝罪しました。
最初は、まるで聞く耳を持ってくれなかった妻の父親の表情も次第に変わってきました。しかし、肝心の妻の表情は少しも動きません。

そういえば、この話し合いがはじまってから、妻は一言も発していませんでしたし、表情すら変えませんでした。

ある程度、私の話が落ち着いてくると、妻の母親はもう一度言いました。

「本当にこのまま別れてしまっていいの?」

今度は私の方ではなく、妻の方を向いて言いました。

すると、妻は少し困ったような顔をしながら、私との家庭を再構築する事に同意してくれたのです。
ほっとしたのと同時に、自分の情けなさに、思わず私は泣いてしまいました。もちろん、一度壊れてしまった関係を完全に修復するのは難しいかもしれません。しかし、私は誠意を持ってこれから妻と向き合おうと決心しました。

このように、浮気・不倫は必ずバレてしまうものです。そして、その先には決して明るい未来なんて待っていません。
もし、あなたが今不倫をしようとしているのであれば、考え直してください。

Copyright© 2014-2018 妻の浮気、家庭再構築の手記~ED、セックスレスを克服して All Rights Reserved.